スマホのアプリを通じて集めた寄付を財源に、既存の飲食店を子ども食堂としても活用するサービスが佐賀県みやき町で始まった。子ども食堂を新設するとなれば、お金をかけて場所や人手などを用意する必要がある。そうした手間をなくし、子どもたちに食事を提供するハードルをグッと下げようという試みだ。
町とアプリ開発会社「Gi(ジ)gi(ジ)」(福岡市中央区)などが協力し、今月7日から始めた。町内の飲食店6店がこのサービスに参加する。
仕組みはシンプルだ。
「子どもたちにごちそうしたい」という第三者はGigiが開発したアプリ「ごちめし」を通じ、クレジットカードで1口600円(手数料・消費税別)から運営側に寄付する。寄付金がたまっていれば、子どもたちは店にサービスを利用できるか確認したうえで、無料で食事をすることができる。店側には、子どもたちが食べた分だけ寄付金から代金が支払われる。
メニューはカレーや唐揚げ定食…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル